こんにちは。アジェンダチーム クルーグループです。
7月29日は治安Carではなく高速バスで東京駅へ行ったわけなんですが、同行していたN-Point要員から「バスタからバス乗ってみたい」というリクエストがあったので、帰りのバスは新宿から押さえることにしました。
18時55分に案内が開始され、バスに乗ってN-Point要員と話をしたり、スマホをみたりしていました。
19時5分にバスタ係員に見送られながら発車し、新宿駅前をとおって甲州街道を走行しはじめました。
当時わたしはスマホみてましたが、その後まもなくすると
ガシャン!ガリガリガリガリ!
ものすごくイヤな音に続いてハザードが高速点滅をはじめました。
なにかと思ってみてみると、バスの左前方に乗用車がぶつかってきたのです。


かなり時間をとられることを覚悟しましたが、なんとたまたまバスのうしろを交通鑑識が走行しており、そのままバスのもとにやってきて事故処理を開始したのです。

乗用車の乗員、バスの乗務員とお客さまにけが人はおらず、事故が発生したことにより異論をとなえるようなかたもいませんでした。
事故処理はスムーズにすすみ、営業所から代替車両を向かわせたと連絡がありました。
たまたま御殿場プレミアムアウトレットからの運用を終えて車庫へ戻る予定だったバスが新宿にいたため、そのままやってきてくれることになったそうです。
その間予約システムや乗車券の取り扱いをどうするかの対応に追われていました。
10分くらいするとかわりのバスがやってきました。
誘導をうけてのりかえると、予約システムは別の運転士によって設定がされ、そのまま引き継がれていました。
その後高速道は渋滞もなく、40分くらいのおくれで東名大和バス停に到着しました。
直感としては、バスの乗務員も感情的にならずかなり冷静に処理されていた印象があり、わたしたち乗客に対してもきちんと謝罪・説明をなさって適切な対応がおこなえていたと思いました。
そのうえパトカーもその場にいたこと、かわりのバスも迅速に配車されたことから、40分という最小限の遅れで到着できたことはかなり奇跡に近いと思われます。
(ちなみに乗車した路線はふだんから渋滞により30分程度のおくれが出ることで知られています)
ところで、事故現場となったのは甲州街道の西新宿1丁目交差点。
交通鑑識が事故処理中に話していたところによれば、交差点がゆるいカーブみたいになっており、第一走行車線を走行していた乗用車が意図せず右側に斜行したために、第二走行車線を走行していたバスに当たっちゃったようでした。

当該交差点は治安Carでも何度か通行した事例があり、N-Point要員などの現場周辺の事情にくわしい各位からも事故が多いポイントとして知られているとおっしゃっており、今回バス事故を経験したことにより自分の運転でそこをとおるときに気をつけようという意識がついたと思っています。
また今回は着席必須の高速バスによる事故でしたが、立席のある一般路線バスでなくてよかったと心から思いました。
(まぁそもそも事故らないのが一番ですけどね…)
いずれにせよ、交通量の多い都心エリアでは、かなり気をつけて運転する必要があると実感しました。
今後も重大事故防止のため、たまにはバスに乗るなどして自分なりに研究していきたいと思います。
余談ですが事故後の乗用車は側面にかなりダメージを受けていたものの、バスはそこまでひどく破損しているわけではありませんでした。「バスって丈夫なんだなぁ」と実感させられました。